不用品回収業者の選び方とは？
「不用品や粗大ごみを処分したい」
そんなときに便利なのが不用品回収業者です。でもどこに頼んだらいいのかわからない人も多いと思います。
このページでは、トラブルに巻き込まれないために、信頼できる業者の選び方をポイント別に紹介しています。ぜひ参考にしてください。
不用品回収業者の選び方 ポイント1
一般廃棄物収集運搬業の許可証を持っているか
不用品の回収は、どんな業者でもできるわけではありません。
一般廃棄物（一般家庭から出るゴミ）を収集するには、各市町村から「一般廃棄物収集運搬業」という許可を得ている必要があります。しかし、なかには無許可で営業している違法業者もあり、こうした業者に依頼してトラブルが発生したという事例もたくさん上がっています。
不用品回収業者を選ぶ際は、許可を得ている業者かどうかを必ず確認しましょう。
- 許可を得ているか調べるには
自治体のホームページに、取得業者の一覧が載っています。
また依頼しようと考えている業者がある場合は、業者のホームページに許可番号の記載があるかを確認しましょう。
- 注意点
- 家電などの買取には「古物商許可証」が必要ですが、古物商許可証だけでは、不用品の回収は認められていないので注意しましょう。
不用品回収業者の選び方 ポイント2
業者の所在地が明記されているか
不用品回収業者には、所在地が明確でない業者があります。
そうした業者は、以下の可能性があります。
- 許可なく営業している違法業者
- 料金や対応などでトラブルを抱えているため、拠点を転々と変えている業者
いずれもトラブルにつながる可能性が高いのですが、所在地の確認は見落としがちです。重要なポイントなので、必ず確認しましょう。
- 確認方法
業者のホームページに所在地が明記されているかをチェックします。
チラシなどで見つけた業者だとホームページがない場合もあるので、必ず電話で所在地の確認を取りましょう。
ホームページがある場合でも、所在地をはじめ、サービス内容や利用者の声などが詳しく明記してあると、選ぶ際の参考になります。
不用品回収業者の選び方 ポイント3
見積の料金の内訳が明確か
不用品回収業者に依頼する際は、料金トラブルを未然に防ぐために見積りをとります。
いくら安そうな業者でも見積り依頼を嫌がるようだったら断りましょう。
- チェックポイント
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- 見積りの内容が明確か
- 内訳がざっくりしていたり、「一式〇〇円」などわかりにくいと感じたら必ず説明してもらいます。
- 見積り以外に追加料金が発生するか
- 追加料金発生の有無、また発生する場合の条件や詳しい内容も確認しておきます。
- 料金設定の内容が明確か
- 料金設定で多いのが、
「基本料金＋処分費用」
「トラック積み放題」
などですが、これらの場合でもトラックのサイズ（具体的にどのくらいの量が積められるか）や、追加料金の有無などを確認します。
以上のことを確認し、最低でも2〜3社から相見積りをとって、比較してから決めましょう。
不用品回収業者の選び方 ポイント4
損害保険に加入しているか
不用品回収で多いトラブルの一つが、不用品を運び出す際に「置いてある家具や家屋を壊したり傷をつけてしまう」トラブルです。
不用品の処分では、サイズの大きい不用品を依頼するケースがよくあります。そのため不用品の運搬時に「部屋の角にぶつけてしまった」「ドアを傷つけてしまった」「家具にぶつけて壊してしまった」などのアクシデントが発生することもあるのです。経験を積んだスタッフでも、こうしたアクシデントはないとは言い切れません。
そこで、業者によってはこうしたトラブルに備えて損害保険に加入しています。不用品回収の場合、最大1千万円までの補償がつく保険加入が多いので、業者を選ぶ際は保険に加入しているかどうかも確認しましょう。
不用品回収業者の選び方 ポイント5
その他のポイント
その他のチェックポイントとして、以下の項目を確認しておきましょう。
- 電話や見積り依頼の対応が丁寧か
優良業者か見極めるには重要なポイントです。依頼前の問い合わせにも丁寧にわかりやすく対応してくれる業者は、作業も丁寧でトラブルになる可能性が低い傾向があります。
- 買取サービスがあるか
不用品の中には、まだ使えるけど必要がなくなったというものもあると思います。
買取サービスがあると、処分費用から差し引いてもらえるので、最終的な費用を抑えることができます。
買取も依頼したい場合は、古物商許可証を得ている業者である必要があります。
- 日時に柔軟に対応してくれるか
「希望する日時に回収にきてもらえる」「即日対応をしてくれる」「夜間対応が可能」など柔軟な対応をしてくれる業者があります。依頼する日時に制約がある場合は、それに合わせた対応をとってくれる業者を選びましょう。
