粗大ゴミの回収方法とは?
流れを紹介!
粗大ごみを回収してくれるのは、自治体か不用品回収業者です。
それぞれの申込みから回収までの流れをまとめました。また、両者の回収方法の比較もしていますので、ぜひ参考になさってください。
粗大ごみ回収方法と流れ~自治体で処分する場合
1、収集の申込み(申し込みフォーム、電話)
申込先のURLや電話番号は、自治体のホームページ、市で配布される冊子(ごみ分別表など)に掲載されています。
インターネットの場合、ごみの品目・サイズで必要なごみ処理券の金額を出すことができます。電話の場合は、ごみの品目やサイズを口頭で伝えます。
1日の収集件数に上限が設けられていることも多いので、希望日がある場合は余裕をもって申し込むようにしましょう。1回で回収できる数量が決められている場合もあります。
2、ごみ処理券の購入
必要な金額分のごみ処理券を購入します。
コンビニ、スーパー、小売店など、ごみ処理券の扱いがある店舗で購入します。
取扱店はホームページなどで確認できます。
市や区の境にある店舗では、2つの自治体のごみ処理券を扱っているケースがあるので必ず自分の住んでいる自治体の処理券を購入してください。
3、粗大ごみに「ごみ処理券」を貼る
ごみ処理券はシールになっています。処理券に「名前もしくは受付番号」を明記して、分かりやすく剥がれにくい場所に貼り付けます。
「収集日」「品目」の記入が必要な自治体もあります。
4、収集日にごみを出す
収集日当日、決められた時間までに指定の場所へ粗大ごみを出します。立ち会いは不要です。
処理券のポイント(金額)が足りない場合は収集されないのでご注意ください。
粗大ごみ回収方法と流れ~業者に依頼する場合
続いて、不用品回収業者に依頼した場合の流れです。
1、問い合わせ(申し込みフォーム、メール、電話、ラインなど)
粗大ごみの品目や数量、回収希望日を伝えます。業者によっては夜間受付対応もしています。メールやラインの場合は24時間いつでも申し込むことができます。
2、見積もり
粗大ごみが少量の場合は電話、メール、ラインのみで見積もりしてもらえることが多いです。
サイズが大きい場合・遺品整理や引っ越しなどで大量のごみが出る場合は担当者が直接確認に来ます。見積もりは無料の業者がほとんどです。
追加料金やオプションの有無も確認しておきましょう。
3、回収日の決定
見積もり内容を確認し問題がなければ、回収日を決めます。即日回収できる業者もあるので、急ぎの場合は問い合わせ時に相談してみてください。
4、回収作業
予約した日に業者が訪問し、作業を開始します。依頼者が行う作業は特にありません。遺品整理などの場合、希望によって一緒に分別作業を行うこともできます。
5、支払い
作業完了後に、現場を確認して支払いとなります。
支払い方法は現金払いかクレジットカードが多く、銀行振込に対応している業者もあります。
自治体と業者、粗大ごみの回収方法の違いは?
自治体と不用品回収業者の、粗大ごみ回収方法の違いをまとめました。
- 不用品回収業者
- 自治体
- 申し込み方法
-
- 申し込みフォーム
- メール
- 電話
- ライン
-
- 申し込みフォーム
- 電話
- 見積もり
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- 数量やサイズを伝えるとメールやラインで出してくれる
- 大量の場合は現場確認したうえで見積もり(無料)
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- ごみ分別表などの冊子や、自治体のホームページで必要な金額を調べる
- 電話の場合、品目やサイズを正確に伝える必要がある
- 支払い方法
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- 現金払い
- クレジットカード払い
- 銀行振込
- 必要な金額分のごみ処理券を、コンビニなどの取扱店で購入
- 日にち指定
- 可能
即日対応できる業者もある - 可能
1日の集荷件数に上限があり、引っ越しシーズンは1か月先になることも - 時間指定
- 可能
夜間対応できる業者もある - 不可
朝8時30分までなど、時間が決まっている - 回収場所
- すべて部屋から運び出してくれる
- 指定場所(家の前など)まで運ぶ必要がある
以上のように、対応が柔軟で、手間がかからないのは不用品回収業者と言えそうです。
不用品の数が少ない場合は自治体のほうが安く済むので、状況に応じて使い分けてもいいでしょう。